2013/04/08

おばあちゃんのレモンケーキ

デイビッドのおばあちゃんの絶品レモンケーキ。
秘密のレシピを教えてもらいました。



デイビッドのおばあちゃんはケーキ作りが得意。お孫さんやお客さんのために、常時自家製ケーキを作り置いているようで、いつ行ってもお茶とケーキを振舞ってくれます。長年の経験があるだけあって、どのケーキも、いつも美味しい。

なかでもこのレモンケーキがデイビッドの一番の好物らしく、昔からおばあちゃんの家に遊びに来てはレモンケーキをむさぼっていたそう。私が初めて食べたのは、たしか最初にお家にお邪魔した時。以来、私もすっかり虜になってしまいました。

美味な上に、おばあちゃんが何十年と焼いてきた思い出の詰まったケーキ。こういうのいいなあ、とつくづく思います。私が作り方を習ってマスターしたら、次の世代へも伝えていけます。デイビッドの機嫌取りの手段としても使えるし(笑)。そんなわけで、作り方、教えてもらいました。

デイビッドのおばあちゃんのレシピでは、2段にして間にレモンカードというレモン味のペーストを挟みます。レモンカードとは、レモン、バター、卵、砂糖を湯煎にかけてペースト状にしたもの。イギリス発祥のようで、こちらではスーパーのジャム売り場に必ず並んでいます。


イギリスに来るまで知らなかったのですが、ネットで見る限り、日本でも買えるようです。

手作りもできます。ネットで検索したら結構沢山レシピが出てきました。スコットランドのウーフホストの奥さんが、自家製レモンカードを食べさせてくれましたが、あれは本当に美味しかった。私もいつか作ってみようと思ってます。

探す手間、作る手間を省くなら、クリームやジャムなどで代用してもいいと思います。

ちなみに、このケーキの砂糖、バター、小麦粉、卵の割合は、イギリスの伝統的なケーキの典型的な割合だそうです。ビクトリア女王が愛したという、ビクトリア・スポンジ ケーキ(Victoria sponge cake)もこの分量で作れるようです。生地の違いは、レモンを使わないことだけ。2段にして、クリームやフルーツで飾ります。苺ショートケーキのよう な、かわいらしいケーキです。次回あたり作ってみたいと思っています。


デイビッドのおばあちゃんのレモンケーキ

材料:
  • バター・・・170g
  • 砂糖・・・170g 
  • 卵・・・3個
  • 膨らし粉入り薄力粉(self-raising flour)・・・170g (※)
※ない場合は薄力粉+ベーキングパウダー。
  • レモン・・・1個(皮はおろし、残りは絞ってレモン汁にする)
  • レモンカード・・・適量 (※)
※ない場合はクリームやジャムなどお好みの物で代用していいと思います。

作り方:
  1. オーブンを180℃に予熱する。
  2. ケーキ型(18㎝~20㎝くらい)にバターを薄く塗る。
  3. バターと砂糖を混ぜる。軽くなって、少し白っぽくなったらOK。
  4. 卵を溶いて、少量ずつ加え、その都度良く混ぜる。
  5. おろしたレモンの皮とレモン汁を加えて混ぜる。
  6. 小麦粉を振るい入れ、生地が滑らかになるまで混ぜる。
  7. ケーキ型へ生地を入れ、予熱したオーブンへ。
  8. 30~40分焼く。串やフォークをさして生地がついてこなければ焼き上がり。
  9. 金網に取り出し冷ます。
  10. ケーキを平行に半分に切り、間にレモンカードを塗って挟む。できあがり!
  

初めて作ったレモンケーキ。お味の方は・・・

美味ーーーーーー!!!

デイビッドのおばあちゃんのケーキと同じ味!
レシピが同じなんで、当たり前と言えば当たり前ですが。
デイビッドも大絶賛。やったー♪


素朴で簡単なのに、感激のおいしさ。
ぜひみなさんもこのケーキをご家族と!
幸せの味ですよ~♪


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1 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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