ヘンリー・ロイヤル・レガッタ

ここヘンリー・オン・テムズで毎年開催されるレガッタ（ボートレース）を見に行きました。ウィンブルドン（テニス）、アズコット（競馬）と並ぶイギリスの三大スポーツイベントです。

ヘンリー・ロイヤル・レガッタ（Henley Royal Regatta）と呼ばれるこのボートレース大会。毎年6月の最終週の水曜～日曜の5日間で行われます。1839年から第二次世界大戦中をのぞいて毎年行われてきた歴史ある大会。当初はヘンリーの町おこしとして始まり、1851年以降イギリス王室がパトロンになったことからヘンリー・“ロイヤル”・レガッタと呼ばれています。参加者が年々増えたことから当初1日だったのが5日間に伸び、現在では世界中から漕ぎ手が集い競い合う、イギリスでもっとも権威あるボートレースとなっています。

この大会の面白いところは、まず独自のルールがあること。国際ルールともイギリス国内の標準ルールとも違うのだそうです。1レースの距離が違ったり、通過地点はメートルではなくその場所にちなんだ愛称のような名前がついていたりします。

それから、単にボートレースが行われるだけではなく、社交イベントとしての一面が大きいことも特徴。とくに観客の服装が独特です。男性は派手な色やストライプの模様が入ったブレザーを、女性は正式な社交の場にふさわしい華やかなドレス・帽子を身に着けます。この季節のイギリスは気候が良いので、社交にはうってつけの機会なのでしょう。

私はホストママのお父さんと義理の妹さん家族とボートに乗って、ピクニックがてらテムズ川へ繰り出しました。晴れた空に青々とした緑の芝生、日差しで輝くテムズ川の水面。川辺には着飾った観客が溢れ、水上を国際色豊かなレーサーたちが行き交い、とても活気ある雰囲気でした。私もウキウキしながらボートの旅を楽しみました。

私がさらに感動したのは、ボートの漕ぎ手が息をぴったり合わせて同じタイミングで動く、その動作の美しさ！はっきりいって、全員（男子）かっこよく見えました。ずっと見ていたかったです。

それでは私の楽しい楽しい一日を写真でお楽しみください！こんな素敵な町とも明日でお別れ・・・たくさん思い出を胸に、新しい土地へ旅立ちます。畑でもいろいろ学びました。とても良くしてくれたホスト家族のみなさんに感謝！！！

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