2012/11/06

サバイバルキャンプ in 湖水地方①

2週間ウーフをお休みしてキャンプに行きました。

のんびり過ごすはずが、アクシデント多発。笑いあり涙あり、忘れがたい思い出になりました。

最初のハイキング前に嬉しそうな私・・・

イギリスに来て約半年。自分へのご褒美に休暇をとろう!ということで、イングランド一美しいと言われる湖水地方でキャンプをすることにしました。

旅のお供は、夏にノッティンガムの農場(トリニティーファーム)で知り合ったデイビッド。 デイビッドも農場の仕事を休んで、湖水地方まではるばる来てくれました。私がウーフしていたユーフィールド(B&B)で9月最終週の土曜に待ち合わせ。デイビッドが薪割りを手伝うという条件で、一泊させてもらって、翌日日曜に出発という計画でした。

が。翌週前半に嵐が来るという天気予報。B&Bのオーナーが、嵐が去るまで居ていいから、まだ出発しない方がいいと。ただで泊まり続けるのは忍びないので、できることがあれば手伝いますと言って、数日おかせてもらうことにしました。

実際、日曜の夜から翌月曜にかけて、かなりの雨風に見舞われました。キャンプしてテントが嵐に打たれるのを想像したら、延泊させてもらったのが本当にありがたかったです。ろくにキャンプの目的地も決めていなかったので、計画を立てる時間もできました。ただ、この計画がのちにかなり無謀なものだったと判明するのですが。

火曜、雨が上がったのでいよいよ出発。最初のキャンプサイトへバスで移動。ダンジョンギルという小さな町へ。イングランド一高いスカフェルパイクという山を含む一連の山々のふもとにあります。ナショナルトラスト(イギリスの環境・文化遺産保護団体)のキャンプサイトを利用しました。 その日はそのキャンプサイトで一泊。雨は降らなかったものの、テントの床越しに感じる濡れた地面は冷たい・・・このあたりから、ちょっとキャンプの時期を間違えた予感。

翌日は晴天。


山を越えて反対側の湖へ行くルートでハイキングへ。

地図とコンパスを見ながら歩道を探すものの見つけられず、それらしき道をたどって進むことに。



のどかな谷の景色を見ながら歩くこと1時間ほど。この道は行き止まりかと思えるほど、前方に山が立ちはだかっているのが見えました。

 
それでも他にもハイキングしている人たちがいたので、山を越えるルートがあるはずだとさらに進むと、羊しか登って行かないような細く険しい山道が。この時点で、やっぱり間違った歩道を歩いてきたのだと確信。 重いキャンプギアを背負って登っていくことに若干躊躇したものの、ここまできたら引き返せない。この道を進んでいくことに決めました。



それから約一時間後。ようやく頂上らしき地点に到着。


私は荷物の重さに耐えられず、途中でデイビッドにテントを背負ってもらい、それでも重くて坂がきつくて、息を上げながら半べそをかきながらの登頂でした。歩いてきた谷を見下ろした瞬間、また涙が溢れました。途中までいた他の登山者は、私たちより断然軽装備だったのにもかかわらず、途中であきらめて下って行きました。きつかったけど、自分たちだけ登り切ったことと、この絶景がたまりませんでした。


そこから山の上の湖を目指して、さらに進みました。上り下りの道が続きました。ここもきつかった。ようやく湖(アングルターン)に到着。小さいけれど、きれいな円形の湖でした。

 
このあと雲行きが怪しくなり、雨が降り出し、そのうちに雨がひょうに。気温がぐっと下がり、今度は寒さで泣きそうになりました。ここからの写真はもうありません。必至すぎてそれどころではなかった・・・

まもなく別の登山者に遭遇。このあたりに詳しい登山ガイドさんのようでした。この時点で、また道を間違えていたことが判明。私たちは、イングランド一高い山の山頂(スカフェルパイク)に向かって歩いていたのです(といっても1000メートルほどなのですが)。そこを通っても山の反対側へ降りれるとのこと。デイビッドはお礼をいってすぐに歩き出しました。

…おい、ちょっと待ったー!この時点で標高900メートルほどの地点にいて、スカフェルパイクの頂上まではあと1時間ほどのようでしたが、悪天候の中これ以上高度を上げるのは勘弁!時間も4時を過ぎて日没まであと3時間少し。寒さと疲れで完全に自信喪失していた私は、それがベストなルートなのか再度聞くことに。結果、安全で最短なのはもともとのルートとのこと。登山ガイドさんは地図にない道を通って近道をして、私たちを正しいルートに誘導してくれたのでした。どれだけ安心したことか・・・親切なガイドさんとガイドさんに出会った幸運に感謝しつつ、山の地図が読めないことを反省した私たちでした。

後半は下りで楽かと思いきや、重い荷物は重いまま、下りルートも細く、急な坂道。一歩踏み外したら落ちてしまうような道でした。足を滑らせないように集中しながら、 結局2時間ほど下りました。そしてようやくその日泊まるキャンプサイトへ到着したのでした。次の日には、湖水地方にある16の湖の1つ、ワストウォーターを半周するウォーキングルートを歩く予定を立てていました。アップダウンの少なそうな道。きっと楽しいウォーキングになるだろうと安心して、その日は眠りました。

この夜もやっぱりテントの床は冷たかった・・・湖水地方のこの時期の気候を知らずに来たのがまずかった。とにもかくにもキャンプを始めてしまったからには目的地を制覇したい。それにこれ以上大変な日はもうないだろうと思えました。楽天的な性格がこういうときにあだになるのです。加えてデイビッドは強靭な精神力の持ち主。よく言えばチャレンジ好き、悪く言えば頑固。そんなわけで、これから数日、私たちは無謀な計画に無謀にチャレンジすることになるのでした。

次回につづく。


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2 件のコメント:

  1. しょうへい

    リスク高過ぎっしょー!
    みんな心配するよ(^^;
    生きててよかったよ。

    見てたら尾瀬行きたくなってきた♪

    一昨日言ってた「辛いことの後には良いことがある」的な話ここのだったか 笑

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    1. ハイリスク・ハイリターン(苦笑)次回はもっと地図を読めるようになって、ルートもよく事前に検討して、天気もチェックしていくようにするよ・・・二人でかなり反省した^^;

      尾瀬まだ行ったことないよ~今度連れてってー♪

      辛い事の後には良いことがある、のはいつもだよ^^bちなみにこの翌日もかなり危険な目にあってしまった・・・続編お楽しみに。

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