Letters from the Green Side: チャッツワースハウス（Chatsworth House）に行きました

トリニティファーム滞在中、デボンシャー公爵（Duke and Duchess of Devonshire）邸宅、チャッツワースハウス（Chatsworth House）へ行きました。

16世紀に建てられたこの邸宅。ビクトリア様式の建築です。イギリス最初の国立公園、ピークディストリクト（Peak District）の中心部に位置しています。

エリザベス女王の即位６０周年を記念して、即位の式典の際にデボンシャー公爵が使用した馬車が展示されていました。

と…ここでカメラの充電が切れてしましました。充電しておけばよかったと後悔・・・邸宅内は撮影自由なので、また行く機会があれば写真を撮りたいです。というのも、どの部屋も装飾や家具が本当に素敵だったのです。以前ウィンザー城に行きましたが、ウィンザー城の住居部分（ステートアパートメント/State Apartment）は数年前の火災で内装がかなり新しいです。それに比べ、チャッツワースハウスはかなりの部分が建築当初のままで、家具や内装はいかにも古く、歴史を感じます。ウィンザー城のステートアパートメントの方が規模は大きかったように思いますが、個人的にはこちらのほうが感動が大きかったです。

私が特に感激したのは、いくつもあるベッドルーム。壁紙、ベッド、カーテン、家具、どこをみてもドールハウスのようにかわいくて、すっかり見入ってしまいました。こんな家に住んでみたい！！邸宅内を見て回るのに２時間はかかったと思います。じっくり見ればもっと時間があってもいいくらいです。

邸宅の隣には大きな庭があり、こちらも見事です。庭というより、大きな自然公園といった感じです。羊が放牧されています。冬にはシカも姿を現すとか。とくに大きな噴水が目を引きます。この噴水は土地の高低差を利用しており（電力を使っていない）、その種類の噴水では世界一の高さだとか。サンドイッチを持って行ったので、芝生の上で食べました。ほぼ雲のない晴天に恵まれて、気持ちのいい午後を過ごしました。

ノッティンガムから電車とバスで行ったのですが、国立公園内とあって窓から見える景色が素晴らしかったです。写真を撮り損ねたのと、庭を見切れなかったのもあって、ぜひもう一度行きたいと思いました。