畑のベッドメイキング

インゲンマメの種を蒔きました。種や苗を植えるときは、その前に下準備。のびのびと成長できるよう、心地よいベッド（bed＝苗床）を作ります。

ソラマメ畑をインゲンマメ畑に換える仕事をしました。初めての仕事でわくわく！

ところが、ただ種を蒔けばいいわけではありませんでした。ソラマメの茎・根を取り除く作業が一苦労。さらに雑草を抜いて土を平らにならしました。一日がかりでした。

さらに！「雨降って地固まる」といいますが、ここ最近の雨で地面がかなり固くなっていました。都会は舗装された道が多いので、初めて実感しました。

指が刺さらない・・・これは重症！

雨が降ると本当に地固まる・・・

フォークで土壌をほぐしました。

フォークをぐさっと刺す！すこし土壌を盛り上げます。

盛り返されて地面にヒビが入ります。硬かった証拠！

フォークの背で叩いて、盛り上がった土の塊をほぐします。

きめの細かい、ふわふわの土に！

 これを2列やって・・・インゲンマメのベッド完成！フォークでほぐす作業、1時間くらいかかりました。フォークが割と重さがあるので、かなりの疲労感。でもふわふわのベッドに私も大満足！

指もすんなり通ります！

 これでようやく種が蒔けます！楽しい瞬間です。

種を蒔く溝を作ります

英語では（Dwarf）French Beanというそうです。

種というか、豆ですね

お米か虫みたい・・・

あとは発芽を促すように水をやって、種を植えた溝を土で覆って、種まき完了！んーーー何とも言えない達成感。このお豆ちゃんたちが食べられるころには私はもうここのホストにはいないけど・・・美味しく育ってくれるといいです！

ちなみにふんわりベッドを好まない植物もあります。ブロッコリーの類などです。地表から上に大きく育つブロッコリーは、その重さに耐えられる硬い土壌が必要とのこと。この翌日にブロッコリーを植えたのですが、フォークで土はほぐさず、そのまま穴を掘って苗を植えました。植えた後は両手でぎゅっと苗の周りを固めます。

人も同じです。私は畳に布団をひいて、少し床の硬さが感じられるのが好きです。ふわふわベッドが好きな人もいますよね。私はこちらのベッド生活より、やっぱり畳に布団派です。

オックスフォードに行ったとき、オックスフォード大学の寮で床に布団で泊まらせてもらった時のこと。ドイツ人の友だちクラウディアが翌朝、床が硬くてよく寝れなかった！と。一方私は、普段のベッドのときよりも心地よくて、すっきり爽快な朝を迎えました。

植物も人も、体に合ったベッドが健康の秘訣だなあと感じた一件でした。

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