2012/11/20

サバイバルキャンプ in 湖水地方③

ワストウォーター(湖)を歩いた後、今度は海(アイリッシュ海)へ向かいました。

港町、レイブングラスに到着



ワストウォーターのロッククライミング的ウォーキングの翌朝。


宿泊したインでフル・イングリッシュブレックファストを頂きました。ものすごいボリューム。注目すべきは、豆以外すべて油で調理されていること・・・ヘビー!!

ベーコン
目玉焼き
フライドトマト
フライドマッシュルーム
ハッシュブラウン(いわゆるハッシュポテト)
ソーセージ
ブラックプディング(豚の血と穀物のソーセージ。ううう・・・)
ビーンズ(豆のトマトソース煮)

イギリスの労働階級の伝統的な食事で、パブやほとんどの宿泊施設、カジュアルなフードコートなど、たいていどこへ行っても見かけます。といっても、現代人は炭坑や農場の労働者ほど体力を使っていませんよね。これを毎日のように食べたら増量間違いなし。連日のハイキングで帳消しされたことを祈ります。

ちなみに。これにさらにお茶、コーヒー、ジュース、シリアルのビュッフェ付き。食後にはトーストとジャム。ブラックプディングは苦手で残しました。フライドブレッドも脂っこすぎて食べられませんでした。イングリッシュブレックファスト恐るべし。

温かい食事で心もおなかも一杯になりましたが、、、前日の疲れでぐったり。今日は一日のんびりして、これからの計画をたてよう、そろそろ洗濯もせねば、ということで、この日は例のユースホステルで一日過ごすことにしました。

ユースホステルのワンちゃんと常連の野生のハクチョウがお出迎え
たいていのユースホステルには洗濯機と乾燥機があるのですが、困ったことにここには装備されていませんでした。午前中に到着したので他の宿泊者はゼロ。そこで、シャワールームを占領して、服から靴まで泥と雨で汚れたものをシャワーで手洗い。それでもハイキングより格段に楽で、さほど面倒には感じませんでした。ドライイング・ルームという濡れた衣服を乾燥させる部屋があり、デイビッドと二人分の洗濯物を干したら、その部屋もほぼ占領状態でした。他の宿泊者に迷惑だったかもしれませんが・・・

洗濯をしたら、ラウンジのソファで翌日以降の計画を練り、あとはそこでのんびり。午後になって、ちらほら他の宿泊者が到着。最初の女性2人グループは、ワストウォーターで水泳のレースをするとのこと!この寒さで?!とっても陽気な人たちで、着くや否や飲みだしたワインを私たちにも分けてくれました。

翌3日間の計画は、

ユースホステル ― 徒歩4マイルほど → ゴスフォース(最寄りの町)で2回目の食料調達

― 徒歩5マイルほど → レイブングラス(イングランド北西の港町) ― キャンプ場泊 

― ムンカスターキャッスル、オウルセンター(フクロウ動物園)観光  ― キャンプ場泊 

→ ホワイトヘイブンの海岸をウォーキング、セントビーズのキャンプ場泊

翌日は元気を取り戻して、ひたすら海を目指して歩きました。それもこれも、私が海を見たかったから。海岸沿いには眺めの良いウォーキングコースがあるようで、それも楽しみでした。

山羊に遭遇
ゴスフォースの町の向こうに海が見えました
それにしても約10マイルの道は長かった。メートル法に換算すると16㎞。食料も調達したので、バックパックの重さは出発当初くらいの重さ。体もやっぱりまだ疲れていました。よく頑張ったと思います。

ようやく海に到着!レイブングラスの海岸。
レイブングラスのキャンプ場は設備がとてもよかったです。地面が平らで硬すぎず、テントを張るロープを留めるペグが簡単に刺せました。テントを張るのも慣れてきました。テントを張っていたのは私たちだけ。他の利用者はキャラバンやキャンピングポッド(テント型のミニハウス)に泊まっていました。さすがに秋は寒いし、雨が多いし・・・それでもその日は平らな地面に満足して、眠りました。ここで2泊なので、翌日はテントをたたまなくてよいので、リラックスできました。

翌日は近くのお城とフクロウを見に行きました。次回に続きます。
 

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