2012/05/26

最初のウーフホスト ~私の仕事~

最初のウーフホストに来てもうすぐ2週間。こちらでの一週間の流れが、ようやくつかめてきました。そこで、今日は私の仕事についてお話ししたいと思います。




畑の概要: 敷地は約4エーカー、2年間で輪作。各種野菜(屋外とビニールハウス)、家畜(豚・子羊・鶏)、果樹園、花壇がある。養蜂(はちみつ作り)もしている。

仕事内容: これまで聞いたりやったりした仕事です。これ以外にもあるはずですが。

1. 毎日必要な仕事…ビニールハウスと温室の温度管理・水やり、家畜の世話(朝・夕)
2. 週に数回の仕事…雑草取り(雑草は家畜の餌やコンポストにする)
3. 季節的な仕事…種まき、苗の植え付け、間引き、収穫

1.の毎日必要な仕事は、普段はホストの奥さんと旦那さんがしています。私(ウーファー)は、もっぱらそれ以外を手伝います。

のはずなのですが・・・実は来週木曜から翌週の日曜まで、私が一人でお留守番です。来週末はエリザベス女王の即位60年記念の祝日があり4連休。それに合わせホストは家族旅行に行くのです。もちろんホストの親戚や知り合いの手助けもあるようですが、毎日必要な仕事は私がやることになりそうです。

ちなみに以前も農業初心者に留守を任せたことがあるとのこと。2日間で仕事を教えて、一週間旅行に出かけたそうです。初心者に任せてしまうとは、なんとも懐が深いというか楽天的というか・・・とりあえず来週頭に朝・夕の家畜の世話と、ビニールハウス・温室の水やりの仕方をマスターしないといけません!

もう少し興味がある方のために、これまでにやった仕事を詳しく紹介しますね。

雑草取り

有機栽培には必ずついてまわる作業。とても重要です。農薬を使わないので、雑草がたくさん生えてきます。自然界は弱肉強食の世界。植えた作物に栄養がいくよう、まわりに自然に生えてくる雑草は丁寧に取ります。作物が大きく育ってきたらさほど心配はいらなくなります。雑草に栄養が行きにくくなるし、大きく育った作物が太陽を遮るからです。

雑草を取ると作物の列が良く見えるようになります
雑草の山、コンポスト(堆肥)にします

豚の世話 ①餌やり

抜いた雑草や育ちすぎた作物のうち、家畜が食べられるものは餌にします。

育ちすぎた作物を刈り取り・・・
豚ちゃんがおいしそうに食べてくれました
豚の世話 ②水やり

豚は汗をかけないそうです。自ら体温調節ができないということです。初めて知りました。夏は水を浴びて体温を下げます。ホースで水をかけてやり、地面に掘った大きなくぼみに水を入れました。噛まれるとかなり痛いと聞いたので、警戒しながら。近寄ってきたら鼻を蹴ればいいと教わりましたが…勇気がなくてひたすらホースの水を顔に浴びせて追い払いました。

水たまりに気持ちよさそうに寝そべる豚ちゃん
ビニールハウスと温室の管理 ①温度管理

両方とも作物が育つための温度を保ちますが、過度に高くならないよう管理する必要があります。夏場は特に、朝一番にビニールハウスと温室のドア・窓を開けます。

ビニールハウス、横脇を開けたところ

ビニールハウスと温室の管理 ①水やり

温度があがって乾燥しやすいので毎日水やりが必要です。ビニールハウスの水やりを今夏から自動化するとのこと。 これで私の留守番中の仕事がだいぶ楽になるそうです。よかった・・・あとはやり方を覚えるのみ!

苗の植え付け

豆類、かぼちゃ、きゅうりなどを植えました。コンポスト(堆肥)の入った小さいポッドで苗を育て、それを農地に植えつけます。 しっかりと根付くよう、植えたら水をやります。

きゅうりの苗を植えました

苗を植えたら水をやります
花壇の手入れ

雑草防止と景観を良くするために、花壇の通路にウッドチップ(木片)を敷き詰めました。ウッドチップは手押し車に山盛りにして運ぶのですが、これがかなりの重労働。重いので、平地を歩いているのに山登りをしている気分になりました。一日半がかりで完成。頑張った甲斐があり、見た目がずっとよくなりました!これまでで一番達成感のある仕事でした。

ウッドチップを敷いた通路

新しいことに挑戦するのは楽しくもあり、苦労もあります。イギリスに来る以前に、日本で2回、それぞれ一週間ほどウーフ(農家体験)をしましたが、それ以外はほぼ初心者の私。知らないことが山のようにあります。

農業英語にも苦戦中。畑の仕事に出ると、聞いたことのない言葉がたくさん。新しく覚えた言葉を忘れないように、電子辞書に登録しています。よくも外国で一か ら農業を学ぼうと思ったものだと、この挑戦の若干の無謀さに初めて気づきました・・・

といっても、誰でも最初は初心者!あまり気にせずできることからがんばり ます。
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4 件のコメント:

  1. ウッドチップってどうやって作るんだろ!?

    自分が行ってる農家では、作物と作物の間に藁を敷き詰めて
    水分の蒸発を防いだり、雑草が生えるのを抑制したりしてるよ!!
    最終的には土に戻るしね:)有機農業の工夫にはいつも関心してる☆

    それにしても、豚って体温調整できないのは知らなかったなー。

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    1. ウッドチップは木材を作る過程で出るいわば副産物で、もともとあえて作ったわけではないんだと思うよ。私のホストはウッドチップを知り合いにただで融通してもらっているんだって。買うと高い場合もあるみたい。ウッドチップも雑草除け以外に、地面に湿気を保ったり、殺菌する効果もあるらしいよ。ウッドチップも土に戻るね。

      藁も副産物だよね。日本は稲作が盛んだから藁はたくさんあるよね。それで昔からいろいろな用途に使われてるんだろうね。他にどんなふうに藁を使ってる?

      うん。有機農業の工夫は先人の知恵だよね。人間が自然と共生するには絶対に必要な知恵だなと思う。私ももっと学びたいし、たくさんの人(特に都会に住む人)に知ってもらいたいなと思うよ!

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    2. 藁と言えば納豆かな!??(俺が行ってる農家では納豆作ってないけど…。)

      あとは、藁って水につけると結構強度が強くて、紐がわりにつかうかなー。

      例えば冬に育てる白菜なんか、そのままにしておくと霜で葉っぱがダメになっちゃうんだけど、外葉を使って藁で縛っておいてあげると内側に葉は霜にやられないですむんだよね!

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    3. 納豆!そうだね!納豆食べたい・・・(笑)ロンドンから離れると、アジア人もすごく少ないし、スーパーで売っている日本食もかなり少ないんだ。そろそろ日本食が恋しくなってきたよ^^;

      紐代わりにもなるんだね。霜がつかないってことは、保温されるってことだよね?すごいなあ~。

      こういうことって、昔は自然と子世代にも受け継がれたんだろうね。都会にいてなんでも買って済ませられる生活だと、どんどんこういう知識をなくしてしまう。自然が必要なものをほとんど用意してくれているのに、自然を壊して便利なものを作っているのが今の世界のような気がするよ。今日畑で仕事しながら、畑仕事を学校の必修にしたらいいだろうなあとか、食育っていうけど、日本の伝統食とか食に関する昔からの知恵を学校で子どものうちに学べたらいいだろうなあとか、そんなことを考えてた!

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