2013/03/08

ベイクウェルタルト

引き続きイギリスのお菓子作り。

今回はダービシャー州(Derbyshire)の
ベイクウェル(Bakewell)という町で生まれた
ベイクウェルタルトに挑戦。


イギリスのケーキ屋さんやカフェに行くと、
たいてい売っているこのお菓子。
アーモンド風味で、中にはラズベリージャム、
アイシングとチェリーがトッピングされている場合が多いです。

今日も何かお菓子作りたいなあと思って、
デイビッドに、なんか作ってほしいお菓子ない?と聞いたら、
ベイクウェルタルトとのご指名。

レシピを見たらおどろくほど簡単。
材料も普通の家庭にあるもので作れます。

タルト生地作りに恐れをなすことなかれ。
ショートクラスト(shortcrust)という生地で、
小麦粉とバターを混ぜて、
水少々でまとめるだけです。

イギリスの伝統菓子は、
ほとんどが小麦粉とバターの組み合わせです。
甘いものはそれに砂糖が入ります。
たとえばクランブルやショートブレッドなどです。
わたしの好きなものばかり。
甘すぎないのも魅力です。

ベイクウェルタルト

ちなみに名前の由来を調べたら、
発祥の街の名前(Bakewell)でした。
良く焼く(bake well)わけではありませんでした。
焼き時間は15分ほど!

材料:

ショートクラスト(タルト生地):

薄力粉・・・225g
バター(角切りにして冷やしておく)・・・110g
冷水・・・適量

フランジパン(タルトの中身):

アーモンドパウダー・・・55g
上白糖・・・55g
バター・・・55g
卵・・・1個
アーモンドエッセンス(あれば)・・・適量

トッピング:

ジャム(ラズベリージャムが本場の味)・・・110g

以下はお好みでどうぞ。
・アイシング&砂糖漬けチェリー
・アーモンドフレーク

作り方:

オーブンを200℃に予熱。
焼き型(カップケーキの型など)を用意。

1. ショートクラストを作る

小麦粉をふるいにかけ、
そこに角切りにして冷やしたバターを入れる。

小麦粉とバターをこすり合わせるように混ぜる。
パン粉のように細かくサラサラなるまで。

そこへ冷水少々を加える。
生地がちょうど一つにまとまるくらいの分量。

打ち粉をした台へ生地を取り出し、
麺棒で5ミリくらいの厚さに広げる。

焼き型の大きさに合わせて、
生地を円形に切り抜く。
(私は大きいガラスコップの口で型抜きしました。
カップケーキの型で12個+α作れました。)

切り抜いた生地を焼き型へ敷く。

2. フランジパンを作る

フランジパンの材料をすべて合わせ、
泡だて器で2分ほど混ぜる。

3. 仕上げ

タルト生地の底にジャムを小さじ一杯ずつ入れる。
その上へフランジパンを小さじ山盛り一杯ずつかぶせる。
 (アーモンドフレークをトッピングする場合はここで。)

予熱したオーブンで15~20分焼く。

オーブンから取り出し、金網の上で冷ます。
 (アイシングをする場合はしっかり冷ましてから)

食べ方:

冷やして食べるのがおいしいです!


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