2013/04/09

カエルの春

先週、デイビッドが庭の手入れの仕事をもらったので、私も手伝いで付いていきました。
そこで私を待っていたのは、私の大の苦手なカエル。
それもそのはず、ここのお宅の池が、カエルたちの格好の繁殖場所になっていました。





ここのお宅の庭にある池。その名も「カエル池」だそうで、毎年春にたくさんのカエルが繁殖のためにやってくるのだそうです。

私はカエルが大の苦手。生理的にだめなのです。カエルを見ようものなら、体がぶるっと震えて大声を出さずにはいられません・・・

仕事で通った3日間のうち、最後の2日間は特に天気が良く、温かかったからでしょう、池からどんどんとカエルたちが顔を出し始めました。

池のほんの一画。何匹いるか、数えてみてください。
私たちが行ったときに、すでに池の半分くらいが、びっしり卵で埋め尽くされていましたが、もっと卵を産みたいようで、ほぼ一日中、池の至る所でカップルが交尾していました。カエルが苦手な私も、さすがにこの珍しい光景を見逃せないと、釘づけになって観察。これまで避けて生きてきたので、こんなに大量のカエ ルを見るのは初めてでした。

卵びっしり・・・
この庭は手入れが長い間手入れが滞っていたようで、かなり自然化(正直、もう庭ではなかったです)していました。そのせいもあって、カエル以外にもいろいろな動物が住んでいたようです。庭を掃除中、垣根の下から幾つも鳥の巣を見つけました。 庭の隅にはヒキガエルの巣も。小さい子ガエルがぎっしり肩を寄せ合っていました。土の中にはミミズもたくさん。昔は花壇もあったようで、花があれば蜜を目当てに小さい虫たちがたくさん集まってきたのだろうと思います。

人間の活動範囲の広がりや、環境破壊・汚染などで、動物たちが住む場所を追われているというのは新しい話ではありません。こうした小さい庭でも、木を植え、花を植え、水場を作れば、身の回りの動物たちの心地よい棲家になります。ここのお宅の池は、もちろん人が作った人工池ですが、カエルたちには格好の繁殖場所。喜ばしい限りです。

カエルのカップル
ただし。カエルが苦手な私としては、池を半分埋め尽くすほどの卵の上に、さらに卵産んだら、いったい何匹のカエルが孵化するんだろうと考えて、ぞっとせずにはいられませんでした。私が庭に池を作るとしたら、そのときはデイビッドになんとかカエル対策をしてもらうしかない・・・

最後に。デイビッドと私で、ジャングルのような庭を3日がかりで手入れして、こんなにきれいになりました。庭仕事が必要な際は、ぜひお申し付けを!二人でガーデニング業ができたら、それもまた楽しいと、私たちは本気で思ってマス♪

Before

手前の池も、中央の石畳も見えない・・・

 After
見違えるようにすっきり!庭が出現。




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