イギリスはピーターラビットの生まれた国。みなさんも一度は読んだことがあるのではないでしょうか。
私が今いる農場にも野うさぎがたくさんいます。とってもかわいいです。
かわいいのですが・・・
実は、かわいそうなことに、ホストの飼い犬の格好の獲物。一日に一匹は仕留めていると思います。うさぎを飼っていたことがあったので、最初はかなり衝撃をうけました。都会の飼い犬は野うさぎがいたらハンティングするのでしょうか?とにもかくにも、畑で犠牲になったうさぎを見るのも慣れてきました。
そんな矢先のこと。私が留守番をしている間、手伝いに来てくれているおじさん(マイクさん・40歳くらい?)がいるのですが、今日の夕暮れ時ホスト宅の庭で、
「今日の夕飯はなんだと思う?」と。
私が考えていると、「ほら、そこにあるよ、ピップが仕留めたよ。」と。まさかと思って目をやると、そこにはうさぎが・・・!もちろん、もううさぎではなくなってしまったうさぎです。
「じょ、じょうだんですよね・・・?!」
幸い、マイクさんはうさぎは好きではないとのことだったので、夕飯の食卓に上ることはありませんでした。
イギリスに限らず、ヨーロッパ各地でうさぎは古くから食されているようです。鶏肉のような感じだそうです。
世界を見渡せば、人間はありとあらゆるものを食べています。日本人だって、イルカやクジラ、馬、クマ、イノシシなど、結構海外の人が聞いたらぎょっとするような生き物を食べます。うさぎだって、食べたっていいわけです(お肉を食べない主義の方がいますが、批判をしているわけではありません)。そういえば、私は聞いたことがありませんが、日本でもうさぎを食べる文化はあるのでしょうか・・・?
郷に入っては郷に従え。機会があったらうさぎを試してみようと思います。ピップが目の前で捕まえたのだけは、当分食べる気になれなそうですが。
あまりにもショッキングなので、うさぎの写真はもちろんありません。代わりに我が家の名ハンターの写真を披露します。うさぎは畑の作物を食べてしまいますし、犬は狩りをする本能があるので、彼は彼の役割を果たしているだけで、何の悪気もないのです。都会育ちの私が見慣れていないだけです。
名前はピップ(Pip)
私にもなついてきたようで、リラックスしています。
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