2013/02/11

クリスマスは日本のお正月

イギリスでの初めてのクリスマス。
見た目はかなり違いますが、
私にとっては日本のお正月のようでした。


イギリスに来て初めてのクリスマス。
どんなかなあとドキドキ、わくわく。
ふたを開けてみると、
家族や親族との楽しい集まり。
美味しいご馳走もたんまり。
なんだか日本のお正月に
とても似ていました。

デイビッドのおばあちゃん特製ローストポーク
巨大なローストターキーも
クリスマス定番のお菓子ミンスパイ
イギリスのママの味、トライフル
クリスマスケーキ (なんとアイシングは1センチほどの厚さ!)
クリスマスプディング、ブランデーをたっぷり使ったちょっと大人な味
デイビッドのおばあちゃんといとこのちびっこたち。クリスマスクラッカーを引くところ。中からおもちゃが出てきます。
ちびっこに混ざっておもちゃのボート作り
日本のお正月とちょっと違うのは、
プレゼント交換をするところかなと思います。
家族によってやり方はいろいろで、
プレゼントが一人一つずつの家庭もあれば、
みんなで山ほどプレゼントを贈り合う家族も。

デイビッドの家族は後者のほうで、
私も信じられないくらい沢山もらいました。

ツリーの下にプレゼント山盛り!

料理や手芸が好きだと話したせいか、
フライパンや蒸し器、
レシピ本や手芸キットなど
関連グッズをたくさんもらいました。
それから、女の子ということででしょう、
可愛い靴下、マフラー、ネックレス、ブレスレットなど。
何十回かの誕生日が一度に来たようでした。

なんだかデイビッドの家族や親せきの方が
私を大切に思ってくれているんだなあと、
幸せな気持ちになりました。
これがクリスマスの醍醐味なのかなと思いました。

デイビッドからは、巨大テディベアとスワロフスキーのネックレス。
ネックレスのデザインがすごく気に入っています。
テディには毎日癒されてます。



クリスマスはキリスト教のお祭りとして知られていますが、
ウーフ先やデイビッドの家族から、
クリスマスは実は古代の自然信仰が起源だ
という話を聞きました。

キリスト教が広まる以前、人々は自然崇拝をしていました。
当時の人たちは、森に精霊がいると信じていて、
冬の寒くて退屈な時期に、
森の精霊さんを招待して、
家族でおいしいものでも食べようということで、
現在のクリスマスの習慣が始まったそうです。
森の精霊には贈り物をしたそうで、
それがクリスマスのプレゼント交換の始まりだとか。

それでも、12月25日はキリストの誕生日なんじゃないの?
と思われるかもせんが、それは後づけだとのこと。
森の精霊のお祭りの時期にキリストの誕生祭を行うことで、
キリスト教の浸透をはかろうという狙いがあったそうです。

とにもかくにも、
寒い時期に家の中で家族で集まって
ご馳走を食べたいという人々の気持ち、
こちらに住んでいるととても理解できます。
冬のイギリスは寒くて暗いので、
屋外での仕事や楽しみは本当に少ないです。
現在ではいわゆるクリスマスツリーですが、
緑と日の明かりが少ない時期に、
常緑樹に灯りをともしたくなるのもうなずけます。

デイビッドと家族のおかげで、
温かいクリスマスになりました。


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