地元の教会で行われたクリスマスコンサート。
混ざって歌わせてもらいました!
私は大学時代と社会人時代、合唱をやっていました。
イギリスでもチャンスがあれば歌いたいなあと思っていました。
そんな矢先、デイビッドのおばあちゃんの家で
合唱のテレビ番組を見ました。
私合唱やってたんです、と話したら、
地元の教会で合唱のコンサートがあると教えてくれました。
そして、合唱団の人と友だちだから、
私が参加できるか聞いてくれると。
そんなこんなで、急遽そのコンサートに
参加させてもらえることになりました。
でもそれからが一苦労でした。
コンサートまでたったの2週間。
週一の合唱団なので、本番までの練習は2回。
当日のリハーサルを入れても3回。
歌う曲は全部で20曲ほど。
We wish you a merry chrismasくらいしか
知っている曲がなかったので、これはまずいと思いました。
楽譜を借りて、さっそく練習開始。
楽譜がすらすら読めないので、
ああでもないこうでもないと鍵盤と格闘。
歌うのは好きだけど、いまだに楽譜読みが苦手です。
情けないと思いつつ、
泣き言を言っても歌えるようにならないので、
ひたすら練習しました。
youtubeで聞いて、耳コピという手段も使いました。
私のパートはアルトで、基本メロディではありません。
なので、和音の中でどこにいるかを耳で聞いて、
体で感じるほうが、ずっと速く覚えらのです。
コンサート当日。
なんとか全曲歌えるようになったぞーと、
意気込んでリハーサルに行きました。
でもここでなんと、知らない曲があったことが発覚。
もらった曲集に載っていない曲で、
楽譜はコピーして配られていたそうです。
遅れて参加した私は、もらいそびれていたのです。
これは初見で歌えるだけ歌って、
あとは口パクで乗り切るしかない。
がんばって他の曲は練習したのに、
ちょっぴりがっかりしましたが、
一曲だけだし、まあいいかとあきらめました。
コンサートのプログラムは、
ほとんどが「Carols for Choirs」という
クリスマスキャロル曲集からの曲でした。
曲集の第一巻と二巻で、
イギリス全土で広く使われている
定番の曲集だそうです。
第二巻の編者の一人は、
John Rutter というイギリスの作曲家で、
大学時代にコンサートで
彼の曲をやったことがありました。
たいていとても明るい曲で、
和音が華やかで、
当時とても好きでした。
今回のコンサートのプログラムに
彼の曲が一曲取り上げられていました。
曲の雰囲気が私が歌ったことのある曲に似ていたので、
とても懐かしい気持ちになりました。
本番はとても楽しかったです。
天井の高い教会のような場所で歌うのは、
気持ちがいいです。
やっぱり合唱が好きだなあと思いました。
クリスマスコンサートということで、
コンサート終了後は
お茶とクリスマスのお菓子が振舞われました。
誰かの手作りミンスパイを頂きました。
美味しかった~
デイビッドは、合唱とか聖歌のファンではないながら、
半ば私への義理で聞きに来てくれました。
それでも聖歌だけでなく俗曲もあり、
不本意ながら楽しかったと。
愚痴をこぼしながら練習していた私が、
最後は楽しく歌っていたので、
それも嬉しかったようです。
また機会があったら合唱したいです!
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