町のかわいい動物たち

最近私が夢中になっている、町に住むかわいい動物たち。
寒い冬を楽しくしてくれます。

10月下旬から12月下旬、
デイビッドの実家に居候していたころのこと。
彼の実家周辺は、特段緑の多い地域ではありません。

それでも、自然好き、動物好きな国民が多いイギリス。
公園やパブリック・フットパスが至る所に。
地元民の憩いの場になっています。

町にいると自然が恋しくなるので、
晴れたものならこの時を逃すまいと、
散歩に出かけます。

冬の天気は、曇りと雨が多く、
晴れるのは週に１、2日程度。
青く高く澄み渡る、日本の冬空が恋しい・・・

デイビッドの実家から徒歩30分ほどの
Leasowes Park という公園。

白鳥、カモ、ガチョウ、カモメがたくさん。
こんな海から遠いところにカモメ？
と思うかもしれませんが、冬の寒さを逃れるため、
内陸に来ているのです。

カモやガチョウは、イギリスではとても一般的。
料理に使われるのも一般的です。

いつも餌をもらっているようで、とてもなつっこいです。
我先にと餌に飛びついてきます。
いやーかわいい。

お腹ぺこぺこらしき白鳥。かなりアグレッシブ。

別の日には、池が凍っていて、
面白そうなので氷の上に餌を投げたら、
水かきの付いた平らな足で滑るのか、
ツルツル滑りながら餌まで走っていました。
その姿がなんとも滑稽で、
小さな子どもがするように、
何度も何度も氷の上に餌を投げました。

そしてこちらは、町の中心にある教会と墓地。
リスがたくさん住んでます。

 
アメリカ原産のGray Squirrelというリス。
人間慣れしてるようで、
手から食べてくれました。

こちらではかなり普通にリスを見かけます。
イギリス原産の種ではRed Squirrelというリスがいるのですが、
その数は減少しています。
代わりに増えているのが、Gray Squirrel。
Red Squirrelより体が大きく、Red Squirrelの天敵です。
環境保護がとても盛んな湖水地方でも、
Red Squirrelにはお目にかかれませんでした。
スコットランドで滞在したクレイクロー・エステートでは、
Red Squirrelを守るために
Gray Squirrelを駆除してると聞きました。
 
それにしても、小さな動物たちと戯れるのは
本当に心が和みます。
動物の生態を観察するのも面白いです。
自然や動物への好奇心をくすぐります。
不思議に満ちた地球上の命、その尊さを思い出させてくれます。
いつまでも私たち人間のそばにいてほしいなあと思います。



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